本日、日本アニメ界の巨匠、宮崎駿さんの

「スタジオジブリ引退」というニュースが世界中を駆け巡りました。

私は正直、「これ、何度目やねんww」と思いましたね…笑

辞める辞める詐欺のように思う人もいるかもしれないが、

今回はガチで引退されるようです。

ですから現在公開されているスタジオジブリ最新作、

「風立ちぬ」が彼の遺作だという事になりますね。

鈴木敏夫プロデューサーも彼に対し、

『この映画は宮さん（宮崎監督）の遺言なんですかね』

と発言。

これはまた風立ちぬの興行収入が上がりそうな予感がします。

過去の引退宣言をまとめてみた。

いやはや、これで何度目の引退宣言でしょうか。

・ もののけ姫を自身の引退作に

・ホーホケキョとなりの山田くんがアレで引退撤回

・千と千尋で今度こそ引退→引退撤回でハウルを最後に息子に委ねる宣言

・でも息子のゲド戦記がアレで引退させてもらえず

・ポニョで引退発言

・撤回して風立ちぬを作る←NOW!!

とまあ何度も何度も引退説が囁かれていましたが、

やっぱ今回は本気のようです。

既にメディア各社でも報道されている様子。

といっても、宮崎さんの性格から、毎日ジブリに顔を出して、

スタッフ達に横槍を入れると私は思いますが…笑

ジブリから宮崎駿監督がいなくなるということは、

やはり後継者としては息子の「宮崎吾郎」さんが

「スタジオジブリの顔」となってくれるのでしょうか？

引退の理由は？

現段階ではまだ正式な理由は明言されていませんが、

今月の6日に正式に引退会見が開かれ、その理由を語られるようです。

私の予想としては、

「ファンタジー作品を創るのには厳しい世の中になっている」

という時代背景があるからではないかと思いますね。

2008年に起きたリーマンショック、からの東日本大震災などの影響もあり、

メッセージ性のある作品を創る事自体、単純に困難になってきているからでしょう。

ついこの間も、「風立ちぬ」の喫煙シーンに問題がある、と

日本禁煙学会からの申し出があったばかり。

赤ちゃんの肌のようにデリケートな今の日本において、

誰もが共感する映画を大量生産できないのは悲しい事ですよね。

正式な引退理由について語られるのは、９月6日になるとのことなので、

「世界の宮崎駿」が舞台から身を引く断末魔を、真摯に見届けようと思います。