ダイオウイカ展 混雑?上野の国立科学博物館がヤバい!【動画】
ダイオウイカ展 混雑?上野の国立科学博物館がヤバい!
本日最もトレンドになった言葉は、
「NHKスペシャル シリーズ深海の巨大生物 伝説のイカ 宿命の闘い」
でした。
無脊椎動物としては世界最大になる「ダイオウイカ」の特集でした。
さらに明日は“深海底の王者”といわれる巨大なカグラザメなど
深海ザメの生態に迫る「謎の海底サメ王国」も放送されますね。
今、深海魚がブームになっています。
東京の上野動物園にある国立科学博物館にて、
「特別展 -深海-」が開催されています。
現在、このダイオウイカ展の会場である国立科学博物館が非常に混雑状態であるため、
外で待たされる客のために、館が「熱中症対策に注意下さい!」と呼びかけているほど。
それほどまでに人気の国立科学博物館内には、
いったいどのような展示がされているのでしょうか?
会場の様子
国立科学博物館では、世界で初めて
深海でのダイオウイカの撮影に成功した日本人、
「窪寺恒己」博士を中心として構成された深海の展示物、映像等を見る事ができます。
館内の案内図はこのようになっていす。
1、「深海の世界」
このコーナーでは、太陽光がどこまで届くのか、
深海の水温がどれぐらいなのかを紹介しているようです。
深海の水圧と言えば、ドラム缶がアルミ缶の様にペチャンコになるような世界。
深海魚が水圧に耐えられる理由は、
体内に空気がほとんどなく、その代わり水や脂肪で形成されているためなんですね〜。
こんな豆知識を教えてくれるコーナーでもあります。
2、「深海に挑む」
日本が世界に誇る有人潜水調査船や無人探査機の実物や模型を展示しているコーナー。
世界に7台しかないと言われる潜水艦の模型を展示している、貴重なコーナーです。
このほか、深さ7000メートルまで潜れる無人探査機の「かいこう」や
深海生物の調査を専門に行う探査機「ピカソ」の実物、
海中の経路を自力で走る探査機「ゆめいるか」などの模型も展示しているようです。
潜水艦好きの私としては、この時点でもうお腹いっぱいになってそうです…笑
3、「深海生物図鑑」
深海では、実は浅瀬と同じくらいの多くの生物が棲息しているというから驚きですよね。
タカアシガニやオオグチボヤ などの深海ならではの生物の標本が、
分類ごとに分けられて展示されているコーナーのようです。
4、「深海に生きる」
このコーナーでは、厳しい環境や、それに適応して生きる
深海生物の不思議を解明しているコーナーです。
5、「深海への適応」
深海での生活に適応するため、巨大化したり、
光を放って獲物を見つける生物などを紹介しているコーナー。
ダイオウイカもそのデカすぎる身体を深海に適応させるために、
さまざまな進化過程があったと言われています。
このコーナーでは、2007年に島根県出雲市沖で捕獲された
全身5Mクラスのダイオウイカの標本を展示しているようですね。
6、「深海シアター」
こちらでは、2012年に世界で初めてダイオウイカの「深海での撮影」に成功した動画がお目にかかれます。
光が届かない暗〜い深海にひっそりと佇む、全長15M以上はあろうダイオウイカ。
その姿はある意味「芸術」と言っても過言ではないくらいの迫力があります。
7、「深海の開発と未来」
世界第6位の海洋面積を持つ日本近海では、
深海から採取される「レアメタル」(希少金属)や「レアアース」(希土類)への期待が高まっているようです。
将来、あなたの身の回りの便利な物が、
実は深海のエネルギーを拝借していると知ったら、
とても驚くに違いないでしょうね。
上野駅にいたよ、ダイオクタ的なのが QT:@fv_tea 上野駅の天井にダイオウイカいる!深海展のやつだァァァァァ!!!! pic.twitter.com/hgpOHiVLcY
— 五茶 (@gotya1205) July 20, 2013
やばい。深海展サキイカ展示してるらしい pic.twitter.com/vS04EUOJgf
— ゴリラ最大の弱点はdomiko (@domiiko88) July 27, 2013
深海展で実寸大のダイオウイカぬいぐるみが売ってるwww pic.twitter.com/xWaBWeT6xy
— 仁奈子@3ヶ月で壊れた (@lenovo_e0225) July 25, 2013
【超・深海展イベント中継のお知らせ】本日7/13(土)14:00から海洋研究開発機構JAMSTEC藤原義弘氏による「深海生物教室」を生中継。是非ご視聴ください。(光) http://t.co/amtNk0aww3 pic.twitter.com/NTx41H8KST
— コニカミノルタプラザ (@konicaminoltapl) July 12, 2013
きゃりーぱみゅぱみゅちゃん、深海展に行ったみたい。いいなぁ。ダイオウイカイカとツーショットいいなぁ〜くコ:彡 RT @pamyurin: ダイオウイカとどうも自分です pic.twitter.com/9pKmcbnIji
— いか文庫 バイトちゃん (@ika_baitochan) July 17, 2013
わたしも行く予定!RT @shoko55mmts: 上野の深海展激混み!!ダイオウイカさまキタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!でかあああああああああああ深海わあああああい国立科学博物館最高おおモー娘。はるなんと pic.twitter.com/mD1U5tHXzz
— 山野さと子 (@YamanoSatoko) July 14, 2013
とまぁ、大きく7種のコーナーによって構成されている深海展、
通称「ダイオウイカ展」ですが、
今話題のダイオウイカについては、この深海展だけではお伝えできないと思います。
そこで著者がダイオウイカについてあらゆる資料を調べて分かった事を、
備忘録としてまとめておくことにしました。
体長「2.5km」島と間違えた巨大生物
深海には、今でもたくさんの種類の生物が新発見される事で有名です。
最近なって新たに発見された理由として、人類の科学の進歩という
歴史的快挙があってからこそだと私は思います。
そんな深海の生物の中でも、ダントツでデカいと言われているのが
この「ダイオウイカ」ですね。
ワンピースやFFのボスでもお馴染みの「クラーケン」
西洋で語り継がれている伝説の巨大生物・魔物として恐れられてきた事で有名ですが、
このモデルとなったのは「ダイオウイカ」ではないかという説があります。
クラーケンの諸説
かつて15世紀、ヨーロッパを中心に起きた大航海時代。
アイルランドの聖ブレンダン伝承によると、
「島と間違えて上陸した」とのこと。
その後、ブレンダンが上陸を祝って祝福のミサを終えるまで
クラーケンはピクリともしなかったようです。
その体長はなんと「2.5km」にも及んだと言われています。
そりゃ島と間違えるわな、って話ですよね。笑
この時に伝承された「クラーケン」の実態は、実は
タコでもイカでもなく「クジラ」だったのですね。
現在でも「クラーケン」について明確な姿、大きさなどの詳細は残されていませんが、
(というか伝説の生き物なので特定のしようがないですが…笑)
現世に存在する「ダイオウイカ」とは
比べ物にならないくらいの巨大生物だったようです。
ワンピースやFFに出てくるクラーケンの姿形も
あながち間違いではないみたいですが、
はっきりと分かっていない伝説の生き物だからこそ、
そこにロマン的なものを感じるのだと私は思います。
ちなみに、、、
上野の国立博物館には、平日でも混雑しているため、
OPEN時刻と同時に入場される事をオススメします。
でないと、このクソ暑い中、外で待たされる場合がありますので…
その場合になっても、くれぐれも熱中症対策だけは忘れないで下さいね^^